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2025.12.12 THE MODEイベント情報

三国ヶ丘店1F にてバーバリー展開催中!!コートからマフラーにバッグまで多数揃えています!NEW!

実はこっそり、三国ヶ丘店 1F にてバーバリー展を開催しています!

BURBERRY

「BURBERRYといえばこれ!」というトレンチコートをはじめ、
定番のマフラーやバッグまで多数ラインナップ。
普段なかなか一度に見比べられないアイテムを、ゆっくり見ていただける機会になっています。

バーバリーの雰囲気が好きな方はもちろん、
「ちょっと気になってた」という方でも楽しめる内容なので、
お近くに来られた際はぜひふらっと覗いてみてくださいね。

せっかくなので、ここで少しだけ バーバリーというブランドの歴史 についても触れておきますね。
何気なく見ているあのトレンチコートにも、実はしっかりした“ストーリー”があるんです。

 

バーバリーとは?ざっくり言うと「雨に本気のイギリスブランド」

バーバリー(BURBERRY)は1856年に創業したイギリスの老舗ブランド。
イギリスって雨がすごく多い国なんですよね。その気候の中で創業者のトーマス・バーバリーが考えたのが、雨に強くて、軽くて、丈夫なコートを作ろう! というアイデア。

そこで生まれたのがバーバリーの象徴でもある素材
「ギャバジン」

このギャバジン、生地自体はシンプルに見えるのにとんでもないスペックで、

  • 水をはじく(撥水)
  • 風を防ぐ
  • 通気性がある
  • それでいて軽い
  • しかも丈夫

という、現代で見ても優秀すぎる生地。
しかも撥水加工を“糸の段階で”しているというこだわりっぷり。

こうした素材の強さが、後に軍服として採用されるほどの信頼につながっていきます。

トレンチコートの“トレンチ”って塹壕のこと

BURBERRY トレンチコート

ここが一番驚いたポイントかもしれません。
“トレンチ”とは英語で 塹壕(ざんごう) のこと。
第一次世界大戦の頃の戦場では、兵士が泥だらけの塹壕の中で活動していたため、防寒・防水・動きやすさを兼ねた服が必要でした。

そこで目をつけられたのが、バーバリーのギャバジンコート。

つまり、トレンチコートって本来は おしゃれ服じゃなくて軍服 なんです。
今の上品で都会的なイメージと真逆で、調べているとちょっとギャップが楽しい。

トレンチコートに付いてる“謎のパーツ”、全部意味があった

現代のトレンチコートを見ると、なんとなく“クラシックな装飾”のように見えるディテールがありますよね。
あれ、実は全部が元々 実用的な軍の機能 だったと知ってびっくり。

順番にゆるく解説します。

  • エポーレット(肩のベルトっぽい部分)

エポーレットただの飾りではなく、
・階級章をつける
・荷物や双眼鏡のストラップを固定する
などの役割があったそうです。
布が補強されているのは重い装備に耐えるため。

  • ガンフラップ(片胸のフラップ)

ガンフラップ

右胸にだけついている布です。
これ、なんと 銃を構えたときに雨が入らないようにするため のパーツ。
片側だけなのは「右利き前提の軍服」だったからなんですね。

  • ストームシールド(背中が二重になってるところ)ストームシールド

イギリスの横殴りの雨に対応するための雨よけ。
しかも内部の湿気を逃がすという“ベンチレーション機能”も兼ねていて、機能性が高い。

  • カフストラップ(袖のベルト)カフストラップ

袖から雨が入らないように絞れる仕様。
馬に乗る兵士が袖のバタつきを防ぐためにも使っていたみたいです。

  • Dリング(ベルトについてる丸い金具)Dリング

ネットでは「手榴弾をぶら下げていた」という説もありますが、実際には
・地図
・双眼鏡のケース
・小物
などを吊るすための金具だったらしいです。

  • レザー巻きバックルレザー巻きバックル

金具の反射で敵に見つかるのを避けるために、レザーで包んでいたそうです。
音が鳴らないようにする“静音”の意味も。

こうやって見ると、トレンチコートってもともと 生き残るための設計図みたいな服 だったんだなと実感します。

バーバリーのトレンチが“別格扱い”される理由

正直、ここが一番「なるほど〜!」と思いました。

バーバリーのトレンチコートは、ただデザインが素敵なだけじゃなくて、そもそもの完成度がめちゃくちゃ高い んです。

  • ギャバジンの品質が強い

撥水・防風・通気性のバランスが優秀すぎて、現代でも通用する。

  • 動きやすさが段違い

兵士が走ったりしゃがんだり荷物を背負ったりする前提で作られてるので、見た目はキレイなのに本当に動きやすい。

  • 100年以上ほぼ変わらない設計

普通、服ってトレンドによって形がコロコロ変わるけど、トレンチは完成度が高すぎて変える必要がなかった。

  • 流行に左右されない

映画でもよく使われ、知的で大人っぽいイメージを定着させたのも大きいです。

調べていくと、「人気なのは当たり前」という感じがしました。

戦後、軍服からファッションアイテムに変身

戦争が終わると、トレンチコートは軍服の役目を終えて一般のファッションへ。
映画『カサブランカ』や海外ドラマなどで使用され、一気に“都会的で知的な人のコート”というイメージが広がったそうです。

いまでは男女問わず、カジュアルにもフォーマルにも着られる万能アウターとして定番化。
軍服なのにめちゃ上品、というギャップが人気を高めた理由でもありますね。

まとめ:バーバリーのトレンチは“背景まで知るともっと好きになる”

今回、ネットで調べながらゆるゆるとまとめてみましたが、バーバリーのトレンチコートは
ただ見た目がいいだけじゃなくて「理由があるデザイン」だった
ということがよく分かりました。

  • ギャバジンという最強素材
  • 軍服由来のディテール
  • 完成度が高すぎて100年以上ほぼ形が変わらない
  • 映画や文化の中で育った雰囲気の良さ

こうした背景を知ると、トレンチコートがより魅力的に見えてきます。

「いつか1着欲しい」
そう思わせる説得力があるのは、この長い歴史と機能性があるからなんだなと納得しました。

この記事が、バーバリーが気になっている人やトレンチコートの由来を知りたい人の参考になれば嬉しいです!

 

 

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