2017.08.31 LUNONイベント情報新入荷商品買取強化商品
強化買取中のYOHJI YAMAMOTOについて長々と…
皆様こんにちは。NEXT51三国ヶ丘店です。本日も10:00~20:00で営業中です!!
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本日は、先日いくつかお買取りさせていただきましたYOHJI YAMAMOTOについて書かせていただきます。長文になりますがお付き合いください。
私自身YOHJI YAMAMOTOのファンの一人です。私がYOHJIと初めて出会ったのは今から約4年ほど前でした。
当時から古着が好きだったので古着屋巡りをしていたところ、YOHJIの90’sのニットを見つけました。それが初めて手に取ったYOHJIの服でした。
お好きな方はご存じかと思いますが、YOHJIの服は過去と現在、一貫して独特なサイジングとなっています。
私が初めて手にしたニットも例によってとても大きく、当時私が持ち合わせていた洋服と合わせるとどこかおかしな雰囲気になるような、それくらいに大きな物でした。しかし何故か私はそのニットに惹かれ購入しました。
そのニットに合う物を…と買い集めていき、次第にYOHJI YAMAMOTOの世界観へのめり込んでいきました。
初めにYOHJIの服を手にした時感じたのが、他の既製服のブランドと合わせにくいという事。細かなディテールやサイジング等、他のブランドの洋服にも多少合わせにくい物はあれど、YOHJI程どこかおかしな雰囲気になる洋服は初めてでした。それ程までにブランドとしての世界観がしっかりしている洋服を初めて見たので、その時の衝撃は今でも覚えています。
YOHJI YAMAMOTOは古くから存在するブランドです。当時私はまだ生まれてもいません。その歴史からしてみれば私はまだまだ新参者なのですが、YOHJIと出会ってから私の中の服に対する価値観は大きく変わりました。
1972年に株式会社Y’sを設立。1977年に東京コレクションデビュー。1981年にパリコレクションにデビューしています。
当時パリコレクションではタブーとされていた「黒色」を全面に押し出したコレクションを発表し、賛否両論だったそうです。今では当然のようにショップでは「黒色」の洋服が並んでいます。コム・デ・ギャルソン、ヨウジヤマモトが無ければ、もしかすると今でも黒色がタブーといった風潮が残っていたのかもしれませんね。そういった反骨精神、洋服以外の部分に込められた哲学など、服自体も素晴らしい物ですがファンの方はこういった部分に惹かれたという方も多いのではないでしょうか。
最近では値上がり、古着でも価格が高騰しておりその人気が徐々に高くなってきている事が窺えます。容易に手を出せない価格になってきていますが(元々高価ではありますが。)、それでも買い続けるファンは後を絶ちません。それ程魅力のあるブランドです。しかし、あくまでファン目線ですがこのクオリティでこの値段は安い…と思う物もあったりします。笑。
YOHJI YAMAMOTOはモードのイメージが強いですが、2009年まで販売され休止されたライン、「Y’s for men」のデニムジャケットやメンズコレクションラインの「Pour Homme」から展開されるバックプリントのレザージャケットなど、ヴィンテージにも存在する物のディテールを踏襲した物もあったりするので、ヴィンテージが好きな方が見ても面白いかもしれません。
長くなりましたが最後に私の私物を紹介いたします。
Tops:Yohji Yamamoto Pour Homme 13SS
Pants:Yohji Yamamoto Pour Homme 13SS
どちらもメンズコレクションラインの2013年春夏の物です。(因みに私が一番好きだったシーズンです。)
バルーンシルエットの物が多く発表されたシーズンで、コレクションテーマは「吹けば飛ぶような、風になびく服」でした。Topsは綿・シルク・レーヨン混紡のとても柔らかな素材で風に靡きます。さらに首元のパイピングをわざと途中で崩してあったり、フロントにスリット状の切り込みが入っています。どちらもロックがかかっているのでほつれる事はありません。
パンツはYOHJI定番の生地、ウールギャバジンが使用されたパンツです。
両裾に紐が通っており、これを絞る事でバルーンシルエットになります。絞っていない状態だとかなりワイドなシルエットになります。このパンツは人気が高く、度々素材違いなどで復刻されています。
印象が全然違いますよね。
かなり長くなってしまいましたが今日はこのへんで。
YOHJI YAMAMOTOがお好きな方、ぜひお話だけでもいらしてくださいませ。